「AWS 認定 Alexa スキルビルダー – 専門知識」の学習方法・勉強法・試験対策・合格体験記 ~ How to study for AWS Certified Alexa Skill Builder – Specialty(AXS)~
※「AWS 認定 Alexa スキルビルダー – 専門知識」は2021年3月22日に廃止されます。ただし、既取得および廃止日までに取得した認定は有効期限まで有効です。
Amazon Web Services(AWS)は今最もシェアを拡大しているパブリッククラウドコンピューティングサービスの一つです。
そして、AWS認定とはAWSクラウドを活用する技術的な専門知識が一定以上あることを証明するAWS公式の認定資格です。
全体的なAWS認定の概要、AWS認定のメリット、主観的な難易度順位、共通する学習方法・勉強法・試験対策・合格体験記については親記事となる
AWS認定全冠を達成した学習方法・勉強法・合格体験記・資格の難易度 ~How to become an ALL AWS Certifications Engineer. How to study for AWS Certifications.~
を参照してください。
「AWS Certified Alexa Skill Builder – Specialty(AXS) | AWS 認定 Alexa スキルビルダー – 専門知識」とは
「AWS Certified Alexa Skill Builder – Specialty(AXS) | AWS 認定 Alexa スキルビルダー – 専門知識」は一言で言えばAWSクラウドの特徴を活用した高度なAmazon Alexa スキルの設計・構築・テスト・運用ができる専門知識を検証する認定と言えるでしょう。
「AWS Certified Alexa Skill Builder – Specialty(AXS) | AWS 認定 Alexa スキルビルダー – 専門知識」には前提として推奨されているAWS認定はありませんが、受験にあたってはAmazon Alexa スキルおよび連携するAWSサービスを中心に熟知しておく必要がある専門知識に特化した高度な認定です。
後述の<学習リソース>で紹介している「試験ガイド」や「Exam Readiness」を見ていただければわかっていただけると思いますが、学習しておくべきAWSサービスは「Amazon Alexa スキル」に関連するサービスとなります。そして、AWSサービスの特徴を理解した上で、Amazon Alexa スキルの設計・構築・テスト・運用を実現するベストプラクティスやトラブルシューティングの知識が必要とされるため数あるAWS認定の中でもサービス特化型の認定と言えるでしょう。
学習リソース
以下に「AWS Certified Alexa Skill Builder – Specialty(AXS) | AWS 認定 Alexa スキルビルダー – 専門知識」のAWS認定に関する学習リソースについて紹介します。
英語の記事や資料が多いですが専門用語中心なので比較的理解しやすいと思います。
英語が苦手な場合はChromeの右クリックで翻訳機能を使って、なんとなくわかる日本語に変換しながら学習するのも良いでしょう。
重要なのは日本語の資料に無い情報は翻訳しながらでも英語を読みすすめて必要な知識を得ることが合格に近づく鍵です。
- AWS認定公式ページ(AXS)
- 試験ガイド(AXS)
- サンプル問題(AXS)
- AWSサービス別資料(AWS Black Belt Online Seminar資料)
- Alexa Skills Kitドキュメント
- 模擬試験
- AWSトレーニングライブラリ(デジタルトレーニング)
- Alexa Blog日本語版
- Alexa Blog英語版
- AWS Events Content
- AWS認定対策本(AXS)
- Udemy(AXS)
- その他、キーワードでGoogle検索
AWS認定の公式ページには試験の内容や試験の準備に関する資料やリンクがまとめられていますので、最初にこちらを確認するようにしましょう。
まずは試験ガイドで受験するAWS認定の試験範囲とどのような内容が出題されるかを把握します。
次に試験ガイドとセットで掲載されているサンプル問題を解いて、ざっくりとした出題傾向や大まかな出題される知識の粒度を把握します。
「AWS Certified Alexa Skill Builder – Specialty(AXS) | AWS 認定 Alexa スキルビルダー – 専門知識」はサービス特化型の認定ですが、「Alexaスキル」を構成または機能拡張するためにAmazon Cloudfront、AWS Lambda、Amazon DynamoDB、Amazon S3などが使用されます。これらのの機能概要を知らない場合に該当するサービスの内容を理解する目的で読みます。
「AWS Certified Alexa Skill Builder – Specialty(AXS) | AWS 認定 Alexa スキルビルダー – 専門知識」はサービス特化型の認定のため、Alexaスキル作成に関わる知識を深く理解する必要があります。この「Alexa Skills Kitドキュメント」はAlexaスキル作成に必要なAlexa Skills Kitについて詳しく説明されているため非常に重要な学習リソースです。
また、時間に余裕がある場合は「Alexa Skills Kitドキュメント」にリンクされている付随するドキュメントにも目を通しておいた方が良いでしょう。
受験するAWS認定の出題傾向や重要点を確認できるため、試験直前の腕試しではなく可能な限り早い段階に受けて対策の糧とするほうが良いです。
ほぼ全ての各認定に用意され、試験準備のための要点がまとめられている「Exam Readiness(AXS)」を受講します。
また、Alexaに関連する「デジタルトレーニング(AXS)」のEラーニングを受けてサービスの理解を深めます。
日本語版AWSブログで受験するAWS認定に関連するサービスの記事(特に問題解決方法、アーキテクチャ、事例、認定が新設・改定される前にリリースされた機能追加について説明している記事)を読んでいきます。
英語版AWSブログで受験するAWS認定に関連するサービスの記事(特に問題解決方法、アーキテクチャ、事例、認定が新設・改定される前にリリースされた機能追加について説明している記事)を読んでいきます。
過去のAWS Summitやre:Inventの資料などを検索して受験するAWS認定の分野のサービスを学習します。特にre:InventのBreakout Sessionなどのセッションで説明されている内容は参考になります。
最近ではAWS認定に特化した対策本も多く出版されていますので、それらを活用して効率よく重要点を学習していくこともおすすめです。
また、UdemyなどのサードパーティのEラーニングサービスも余裕があれば活用します。
AWSのサービス名、模擬試験でわからなかった用語、その他上記リソースを読んでも内容がわからなかったキーワードなどで検索して出てきたブログなどを参考にします。
日本語だけではなく英語で検索して英語圏のサイトから日本語サイトには無い情報を探すことも知識を増やすことにつながるためおすすめです。
重要ポイント
ここでは「AWS Certified Alexa Skill Builder – Specialty(AXS) | AWS 認定 Alexa スキルビルダー – 専門知識」の学習過程で個人的に重要だと感じたポイントをまとめました。
重要ポイントとは言っていますが、各人の知識によって感じ方に個人差があることをご理解の上で参照してください。
Alexa Skills Kit
- アカウントリンクの要件
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/account-linking/requirements-account-linking.html - 基本的なハンドラーの実装の仕方
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/alexa-skills-kit-sdk-for-nodejs/develop-your-first-skill.html - リクエスト処理の実装
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/alexa-skills-kit-sdk-for-nodejs/handle-requests.html - AudioPlayerインターフェースの実装に必要なインテントと各ディレクティブとパラメーター(再生、一時停止、再開の使われ方)
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/audioplayer-interface-reference.html - カスタムスキルの呼び出し名(英語の略語の場合など)の要件と変更タイミング(開発中は可能、公開後は開発バージョンを修正して認定申請)
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/choose-the-invocation-name-for-a-custom-skill.html - スキルの対話モデルの作成(Dialog.Delegateディレクティブの使い方)
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/create-the-interaction-model-for-your-skill.html - Dialogインターフェースの要件およびインテント、ディレクティブ、スロットの使い方
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/dialog-interface-reference.html - Displayインターフェースのテンプレートの種類
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/display-interface-reference.html - カスタムスキルをAWS Lambda関数としてホスティングする方法(Amazon CloudWatch Logsによるログ監視、スキルIDによるリクエストの妥当性検証、テスト手法など)
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/host-a-custom-skill-as-an-aws-lambda-function.html
https://developer.amazon.com/ja/blogs/alexa/post/99fb071e-9aaf-481b-b9af-0186c0f712a5/how-to-monitor-custom-alexa-skills-using-amazon-cloudwatch-alarms
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/handle-requests-sent-by-alexa.html - ビルトインインテントの実装の仕方(サンプル発話を追加してビルトインインテントを拡張する方法など)
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/implement-the-built-in-intents.html - スキルの応答に使用できるカードの種類と機能(Simple:タイトルと本文、Standard:タイトルと本文および画像のURL指定、LinkAccount:アカウントリンクで使用)
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/include-a-card-in-your-skills-response.html - スキルセッションとセッションアトリビュートの管理の仕組み(複数のセッションにまたがってデータを記憶しておく必要がある場合、データをDynamoDBやS3などの永続ストレージに保存する)
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/manage-skill-session-and-session-attributes.html
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/alexa-skills-kit-sdk-for-nodejs/manage-attributes.html
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/hosted-skills/alexa-hosted-skills-session-persistence.html - 子ども向けスキルの注意点(課金、広告、個人情報、コンテンツ内容、所在地情報など)
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/policy-testing-for-an-alexa-skill.html#cert-child-directed
https://developer.amazon.com/ja/blogs/alexa/post/0f51e342-dc5d-4952-bf8e-5bcb7b05eac7/kid-skills-alexa-skills-certification-jp
https://developer.amazon.com/ja/blogs/post/TxNGVJKGQ2742J/Stay-on-the-Right-Side-of-Child-Protection-Law
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/device-address-api.html - ユーザーの連絡先情報を使用する方法
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/request-customer-contact-information-for-use-in-your-skill.html
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/request-recognized-speaker-contact-information.html - プログレッシブ応答を送信してユーザーにリクエスト処理中であることを知らせる方法
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/send-the-user-a-progressive-response.html - Alexaスキルのベータテストの手順(テスターの追加と連携方法、90日間の有効期限後の動作など)
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/skills-beta-testing-for-alexa-skills.html - スロットタイプの種類とユースケース
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/slot-type-reference.html - 音声合成マークアップ言語(SSML)の使い方(カスタムMP3ファイルの要件など)
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/speech-synthesis-markup-language-ssml-reference.html - 標準ビルトインインテントの種類と内容(AMAZON.CancelIntent時にshouldEndSession:trueでセッション終了、shouldEndSession:falseでセッション持続など)
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/standard-built-in-intents.html - ダイアログをデリゲートした場合は通常AMAZON.FallbackIntentはトリガーされない
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/standard-built-in-intents.html#amazonfallbackintent-when-you-delegate-the-dialog - AMAZON.FallbackIntentを使用してユーザーの発話が一致しない場合にフォールバックを提供する
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/standard-built-in-intents.html#fallback - ダイアログモデルを使用してあいまい応答を管理する方法
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/use-a-dialog-model-to-manage-ambiguous-responses.html - スキルのレポートを使用した各メトリクスの分析の仕方
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/devconsole/about-skill-metrics.html
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/devconsole/measure-skill-usage.html - スキルの公開範囲の設定(国、地域、言語など)
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/devconsole/launch-your-skill.html - スキルをテストして認定を申請する方法と公開後にスキルの修正やアップデートを行う方法
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/devconsole/test-and-submit-your-skill.html - スキルのテストに必要な要件
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/devconsole/test-your-skill.html - スキルのテスト手法(Alexaシミュレーター、JSON、音声と語調などシミュレーターの使用)
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/devconsole/test-your-skill.html
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/custom-skills/test-a-custom-skill.html - スキル内課金(ISP)使用時の注意点(Buyディレクティブ送信時にスキルセッションが終了するため、関連ユーザーデータを永続データストレージに保存)
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/in-skill-purchase/add-isps-to-a-skill.html - スマートホームスキルAPIの仕組み
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/smarthome/understand-the-smart-home-skill-api.html
https://developer.amazon.com/ja-JP/docs/alexa/smarthome/smart-home-skill-api-message-reference.html - スマートホームスキルのレイテンシーを低減するためのベストプラクティス(AWS Lambda関数のメモリの増強でCPUも連動して増強される、タイムアウト値を調整するなど)
https://developer.amazon.com/ja-JP/blogs/alexa/device-makers/2020/11/Best-Practices-to-Reduce-Latency-on-your-Smart-Home-Skill - セッションアトリビュートを使用した音声エクスペリエンスの強化
https://developer.amazon.com/en-US/blogs/alexa/alexa-skills-kit/2018/05/using-session-attributes-in-your-alexa-skill-to-enhance-the-voice-experience - AWSサービスを活用してAlexaスキルを強化する方法(DynamoDBの永続保存、S3への音声・画像保存、Cloudfrontのキャッシュによる応答時間改善など)
https://developer.amazon.com/ja/blogs/alexa/post/87f73844-d971-4ac3-b274-bf0d93031bcd/build-more-engaging-skills-using-aws - 桁数の多い数値は複数回に分割して入力させる。
https://forums.developer.amazon.com/questions/216076/asking-for-serial-numbers-in-my-custom-skill-with.html
https://forums.developer.amazon.com/questions/55959/long-number-slot-what-will-be-slot-type.html