小学校の学習漢字が全て使われている漢字童話 〜ダバラン王から始まった思いやりの教材〜

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小学校、中学校、高等学校と私達が受ける教育は社会人になるための基礎になる重要な役割を担っています。
特に漢字については日本人特有のものであり、日本人として外せない学習項目です。

一方で漢字は覚えにくく忘れやすいものです。最近ではテレビのクイズ番組の問題にも小学校、中学校、高等学校で習う漢字が出題されるなど、大人でも漢字を完璧に使いこなすことは難しいのが実情です。

そんな日本人にとって必要不可欠かつ難解な漢字ですが、特に小学校で学習するものは日常生活に頻繁に使われる基本的なものであるため重要な位置づけにあります。

その小学校で習う全ての漢字を1つの童話の中で全て登場させて学習しやすくした「漢字童話」というものがあります。
今回はこの「漢字童話」について紹介します。

小学校で習う漢字が全て使われている漢字童話

小学校で習う漢字が全て使われている漢字童話は兵庫県の小学校教師であった井上憲雄さんによって考案されました。

子どもたちの興味関心を学習意欲に結びつけることを小学校で習う漢字が全て使われている物語を通して実現したのです。

井上憲雄さんのブロフィール

小学校学習漢字1006字がすべて読める漢字童話

井上憲雄さんの著書の中でも代表作といえるのが、全15ページの物語の中に小学校1年生の学習漢字80字が入った最初の漢字童話「ダバラン王」を含む、小学校全6学年で学習する漢字を全て物語に収録した「小学校学習漢字1006字がすべて読める漢字童話」です。

各学年ごとに漢字童話が用意されているため、物語を読みながら学年を追ってステップアップできるようになっています。



小学校学習漢字1006字がすべて読める漢字童話

小学生だけでなく、大人も漢字の復習が必要な時代。お子様に小学生を持つ方はもちろんですが、小学生だけでなく大人も楽しめる漢字童話で当時の小学校生活を思い出しながら読んでみるのもきっと楽しいでしょう。