スマート照明「Philips hue(フィリップスヒュー)」 – スマートフォン(Android、iPhone)で色、明るさなど自由自在に操作できるスマート電球〜スケジュール・タイマー機能、帰宅時点灯・外出時消灯、IFTTT(イフト)でアプリ連携イベント駆動〜

スマートフォンから始まったスマートデバイスの小型化の流れは最近ではさらに進化し、様々な物に通信機能を持たせるIoTやウェアラブル端末が実際に使われるようになり、数年前に提唱された「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」ネットワークで繋がるユビキタス社会が現実のものとなりつつあります。

そして最近はこのような時代の流れの中でスマートデバイスとネットワークを介して連携するスマート家電が登場してきました。

基本的にスマート家電というのは家電自体にスマートフォンなどからの操作を受信して動作をするためのコンピュータが埋め込まれており、Wi-Fiネットワークを介してスマートフォンアプリなどから操作が可能なものを言います。

スマート家電にも掃除機、冷蔵庫、洗濯機、テレビなど様々なものが考えられますが、今回は私達が生活する上で必需品と言っても過言ではない照明をスマートフォンアプリから操作するスマート家電「Philips hue(フィリップスヒュー)」を紹介します。

スマート照明「Philips hue(フィリップスヒュー)」 – スマートフォン(Android、iPhone)で色、明るさなど自由自在に操作できるスマート電球

「Philips hue(フィリップスヒュー)」は青色系、黄色系など様々な色に変化させたり、目覚ましのようにタイマーで明るくするなど今まであったら便利だなと思っていた機能が満載です。

また、IFTTT(イフト)というGmail、Facebook、Twitter、Evernoteなどと連携させるWEBサービスを利用することで、「Gmailが届いたらhueを点灯させる」「天気が晴れなら黄色、雨なら緑色に点灯させる」といったアプリとデバイスの連動を実現することができます。

「Philips hue(フィリップスヒュー) スターターセット」には「Philips hue(フィリップスヒュー)」の使用を開始するために必要なランプ3個、ブリッジ、電源ケーブル、LANケーブルが同梱されている。

下記の簡単なセットアップ手順で使用できるようになる。

1. 「Philips hue(フィリップスヒュー)」のランプを家にある従来のソケットに取り付ける。

2. 自宅のWi-Fiルータに付属のLANケーブルを使用してブリッジを接続し電源を入れる。

3. スマートフォン(Android、iPhone)にPhilips社から提供されているアプリ「Philips Hue」をインストールする。

4. アプリを開いてブリッジのボタンを押すことでブリッジが登録され、ランプに名称を付けてセットアップ完了。

「Philips hue(フィリップスヒュー)」のランプはスペクトル全色に対応しており、1600万色以上の色を表現することが可能。

スマートフォン(Android、iPhone)から時、場所、場合のTPOに合わせてタイマーやイベント発生時に自分の好みの色で点灯させることができる。

Philips社から提供されているアプリ「Philips Hue」から曜日、時間を指定したスケジュール・タイマー設定でhueの点灯、消灯をコントロールすることが可能。

Philips社から提供されているアプリ「Philips Hue」から在宅時に自宅の位置情報を設定することで、帰宅時に自動的に点灯させたり、外出時に自動的に消灯させることが可能。

また、帰宅時の点灯も日没後のみといった気の利いた設定もできる。

Gmail、Facebook、Twitter、EvernoteなどのWEBサービス同士を連携させるためのWEBサービス「IFTTT(イフト)」を用いることで各サービスの提供する情報や通知などに応じて「Philips hue(フィリップスヒュー)」のランプを指定した色で点灯、消灯などの操作が行える。

下記はシチュエーションの例。
・Gmailが届いたらhueのランプを赤色に点灯して知らせる。

・Facebookで投稿があったらhueのランプを青色に点灯して知らせる。

・天気アプリで今日の天気が晴れだったら黄色、雨だったら緑色に点灯して知らせる。

「Philips hue(フィリップスヒュー)」は今まで私達が持っていた照明に対する用途やイメージを完全に覆す画期的なスマート家電です。

まさにSFの世界で思い描いていた自由自在な色の変化、スケジュール・タイマー・位置情報・アプリ連動での点灯や消灯を実現した未来的なアイデアは私達の生活に新たな便利さと楽しみを与えてくれることは間違いないでしょう。